Adobe社が1680億円で買収したMagento とは?

オープンソース(Open Source)のEコマースプラットホームである「Magento(マジェント)」。元々有名ではありましたが、2018年5月にAdobe社に1680億円で買収されて更に知名度アップしました。今回は、「Magentoとは?」と「Magentoの歴史」をご紹介いたします。

 

Magentoとは?

Magentoとは、オープンソース(Open Source)のEコマースプラットホームです。プログラム自体は、PHPで書かれています。
オープンソースですので、よって最近人気のある「Shopify」、「Squarespace」、「WIX」といったASP型とは違います。

 

オープンソース系のEコマースプラットホームの有名どころと言えば、

  • PHPベースだと、「OpenCart」、「PrestaShop」、「OsCommerce
  • Shopify」も使っているRuby on Rails(ルビーオンレイルズ)ベースだと、「Spree Commerce
  • プラグイン系のものもあり、一番使用者が多いと言われているCMS Open Sourceの「WordPress」のプラグインである「WooCommerce」が人気が高いです。

 

歴史

開発開始は、2007年初旬。元々「OsCommerce」の開発をが手掛けていた 「Varien inc社」が開発をスタートしました。
Varien社は、カリフォルニア州、カルバーシティー市 (Culver City, California)にある会社です。あまり聞き慣れない都市かも知れませんが、カルバーシティーは、サンタモニカ、ロサンゼルス国際空港 (LAX) からも非常に近く、Sony PictureのUSA本社がある都市でもあります。

その後2007年8月に初のベータ版をリリース。翌年(2008年)には、完成版をリリースします。

2010年には、インターネットオークションサイトの巨人 「eBay社」がMagentoの株を49%購入。

2018年5月に大手ソフトウェアメーカの「Adobe社」に$1.68 billion [16.8億ドル]で買われた会社としても有名です。

16.8億ドルということは、1ドルを100円計算した場合、1680億円です。
とてつもない金額です。。。。

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